================================================================================ MAGNIA R3510b/R3520b システムBIOS 4.6.4012 リリースノート ================================================================================ 2014年 10月 【ソ フ ト 名】 MAGNIA R3510b/R3520b システムBIOSアップデートモジュール 【対 応 機 種】 MAGNIA R3510b/R3520b 【対象ユーザ 】 下記[アップデート対象ユーザ]参照 【ソフト種別 】 システムBIOS ================================================================================ ≪注意≫ * アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり ます。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってくださ い。また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等) によりシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損 傷し正常動作しなくなります。 このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意く ださい。 * Windows(R) BitLocker(TM)機能を有効にしている場合、一旦無効にしてから本作業を 行い、作業完了後再度有効にしてください。無効にせずアップデートを行った場合、 コンピュータ起動時に「回復パスワード」が必要になる場合があります。 【アップデート対象ユーザ】 下記機種で、対象となるBIOSバージョンをお使いのお客様。 ・対象となる機種 1. MAGNIA R3510b 2. MAGNIA R3520b ・対象となるBIOSバージョン 下記バージョンをお使いのお客様は本アップデートモジュールの適用が必要です。 1. 4.6.2010 2. 4.6.1008 3. 4.6.1006 注)上記バージョンより新しいバージョンの場合は、本アップデートモジュール と同等の機能が既に適用済みであるため、新たに更新する必要はありません。 以下の方法でBIOSバージョンを確認いただけます。 (1) 上記機種の電源を入れると、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実 行内容が表示されます。しばらくすると、次のメッセージが表示されますので、 メッセージに従いキーを押して、BIOS SETUPを起動してください。 Press SETUP (2) BIOS SETUP起動後、矢印キーを使ってカーソルを『Server』の位置に移動さ せ、『System Management』を選択してください。 (3) 画面に各ソフトウェアのバージョンが表示されます。 (4) BIOSバージョン確認後はキーで『System Management』画面から抜けてくだ さい。 (5) 矢印キーを使ってカーソルを『Save & Exit』の位置に移動させ、『Discard Changes and Exit』を選択して、BIOS SETUPを終了してください。 注)BIOS SETUPの使用方法の詳細は、メンテナンスガイドの『便利な機能』『システ ムBIOSの詳細』をご参照ください。 ・Windows(R) OSをお使いのお客様は、次の方法でBIOSバージョンを確認いただけます。 (1) システム情報 を起動します。 (スタート->すべてのプログラム->アクセサリ->システム ツール->システム情報) (2) システムの概要 を選択します。 (3) BIOSバージョン/日付 の項目でBIOSバージョンを確認します。 注)Windows Server(R) 2012 をお使いのお客様は、次の方法でBIOSバージョンを確認 いただけます。 (1) システム情報 を起動します。 (スタート->管理ツール->システム情報) (2) システムの要約 を選択します。 (3) BIOSバージョン/日付 の項目でBIOSバージョンを確認します。 ・Linux(R) OSをお使いのお客様は、dmidecodeコマンドがインストールされている 場合、次の方法でシステムBIOSバージョンをご確認いただけます。 (1) xtermなどのターミナル(端末)を起動します。 (2) 下記コマンドを実行します。 # /usr/sbin/dmidecode | less 注)#はプロンプトを示します。入力する必要はありません。 (3) BIOS Information->Version の項目でBIOSバージョンを確認します。 ================================================================================ BIOSアップデート手順 ================================================================================ 【用意するもの】 (1) 書き込み可能な CDブランクメディア 1枚 1.インストールメディアの作成 解凍して展開されたDATファイルをCDに書き込み可能な装置にコピーし、書き込み ソフトウェアを使用してファイルとして書き込みを行ってください。 その際、ファイルシステムはISO9660を選択してください。 作成したメディアが「BIOS updateデータ」メディアとなります。 書き込み手順の詳細はご使用になる書き込みソフトウェアのマニュアルをご参照 ください。 なお、作成したメディアには MAGNIA R3510b/R3520b BIOS VERSION 4.6.4012 システムBIOS updateデータ 等と、ご記入することをお勧めします。 2.BIOSのアップデート手順 上記で作成した「BIOS updateデータ」メディアを使用し、以下の手順に従って システムBIOSのアップデートを行ってください。 (1) 「BIOS updateデータ」メディアを本体装置のDVDドライブに挿入し、本体装置を    起動させます。 (2) POST実行中に以下のメッセージとプログレスバーが表示されます。 本作業には数分かかります。アップデート作業中は絶対に本体の電源を切断 しないでください。 ******** Execute BIOS Update ******** Now BIOS update is executing from update media .. Update image is successfully loaded! Now updating ........ (3) 更新作業を終了すると、以下のメッセージが表示されます。 Update from update media is completed! BIOS is updated to revision : 4.6.4012 Please eject update media. Press any key to reboot. (4) CDメディアをDVDドライブから取り出し、キー入力をすることで リブートを実行します。 (5) 【アップデート対象ユーザ】に記した、いずれかの方法で、BIOSのバージョンが 下記の値になっていることを確認します。 BIOS Version: 4.6.4012 以上でシステムBIOSのアップデートは完了です。 ================================================================================ 注意事項 ================================================================================ 1.POST中のBIOS Update実行時、下記の内容のメッセージが表示される場合があります。 (a) System type unmatched!! Flash update error. Exit update process. 対象となる機種以外に適用しようとした場合に、表示されます。 "対象となる機種"、及び、それに対応した"対象となるBIOSバージョン"を確認し てください。 (b) Invalid BIOS data あるいは BIOS data unmatched!! Flash update error. Exit update process. 「BIOS updateデータ」のデータが不良の場合に表示されます。 媒体、あるいはダウンロードデータをご確認ください。 ================================================================================ 改版内容 ================================================================================ [4.6.4012] ・Intel(R) Xeon(R)プロセッサー E5-2600v2番台の重要なマイクロコードを更新しまし た。 ・Memory RAS Modeが「Mirroring」もしくは「Lock Step」に設定されている場合に、 稀にメモリエラーが発生する不具合を修正しました。 ・SASコントローラカード(TN8103-142T)に接続されたストレージデバイスが、稀にリンクダ ウンする不具合を修正しました。 [4.6.2010] ・1600MHz Registered DIMM(一枚あたりの容量:4/8/16GBytes)搭載時、以下の条件に おけるメモリ動作周波数を最適化しました。 - Intel(R) Xeon(R) プロセッサー E5-2620v2以上のプロセッサー搭載時 かつ - BIOS SETUPメニューにおける「Memory Voltage」の設定が「1.35 V」かつ - 1CPU構成でDIMMが1枚から8枚、または 2CPU構成でDIMMが1枚から16枚 のとき [4.6.1008] ・Windows Server OS が PCIe Fiber Channelカード(TN8190-157T/158T)に接続され たディスクにインストール出来ない不具合を修正しました。 [4.6.1006] ・Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 に対応しました。 ================================================================================ 商標および著作権 ================================================================================ 本ソフトウェアの著作権は東芝ソリューション株式会社、又は開発元である第三者に 帰属します。 Microsoft、Windows、Windows Server、Windows Vista、BitLockerは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。 Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における商標または登録商標です。 Red Hat、Red Hat Enterprise Linux は、米国 Red Hat, Inc.の米国およびその他の 国における商標または登録商標です。 MIRACLE LINUXの名称およびロゴは、ミラクル・リナックス株式会社が使用権許諾を受け ている登録商標です。 Asianuxは、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。 Novellは米国および日本におけるNovell, Inc.の登録商標です。 SUSEは日本におけるNovell, Inc.の商標です。 VMwareは米国およびその他の地域におけるVMware, Incの登録商標または商標です。 その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。