================================================================================ MAGNIA R3310e システムBIOS 5.0.5016 ================================================================================ 【ソ フ ト 名】 MAGNIA R3310e システムBIOSアップデートモジュール 【対 応 機 種】 MAGNIA R3310e 【対象ユーザ 】 下記[アップデート対象ユーザ]参照 【ソフト種別 】 システムBIOS ================================================================================ 【ソフトの紹介】 この「MAGNIA R3310eシステムBIOSアップデートモジュール (以下「本ソフトウェア」と いいます。)」は、MAGNIA R3510d/R3520dで以下の機能強化に対応したシステムBIOSです。 ・Windows Server(R) 2016をサポートしました。 ・ハードウェアの初期化コードを更新しました。 ・インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E5-2600v4製品ファミリーのマイクロコードを 更新しました。VMware(R) Knowledge Base (2146388)の要求事項を満たしています。 ・オフラインツールのServer Configuration UtilityをVer.2.002.001に更新しました。 ・オフラインツールのOff-line Maintenance UtilityをVer.1.108.007に更新しました。 ≪共通の注意事項≫ * アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり ます。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってくださ い。また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等) によりシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損 傷し正常動作しなくなります。 このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意く ださい。 * Windows(R) BitLocker(TM)機能を有効にしている場合、一旦無効にしてから本作業を 行い、作業完了後再度有効にしてください。無効にせずアップデートを行った場合、 コンピュータ起動時に「回復パスワード」が必要になる場合があります。 * 仮想化された環境(ハイパーバイザーあるいはゲストOSなど)においては、本ソフト ウェアはご使用になれません。本ソフトウェアが対応しているOS上からアップデート してください。またはオフラインアップデートの手順に従いアップデートしてくださ い。 * OS上の設定にてUSBポートを無効化している場合(セキュリティソフトの設定やデバ イスマネージャの設定等)は、設定を解除し、USBポートを有効にしてからBIOSをア ップデートしてください。 * アップデート実行時「リモートメディア機能」は利用できません。一旦リモートメデ ィアを「未接続」に変更後、アップデートを実行してください。(オフラインの場合 を除く) 【アップデート対象ユーザ】 下記機種で、対象となるBIOSバージョンをお使いのお客様。 ・対象となる機種 MAGNIA R3310e ・対象となるBIOSバージョン 5.0.3011 注)上記バージョンより新しいバージョンの場合は、本アップデートモジュール と同等の機能が既に適用済みであるため、新たに更新する必要はありません。 以下の方法でBIOSバージョンを確認いただけます。 (1) 上記機種の電源を入れると、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実 行内容が表示されます。しばらくすると、次のメッセージが表示されますので、 メッセージに従いキーを押して、BIOS SETUPを起動してください。 Press SETUP (2) BIOS SETUP起動後、矢印キーを使ってカーソルを『Server』の位置に移動さ せ、『System Management』を選択してください。 (3) 画面に各ソフトウェアのバージョンが表示されます。 (4) BIOSバージョン確認後はキーで『System Management』画面から抜けてくだ さい。 (5) 矢印キーを使ってカーソルを『Save & Exit』の位置に移動させ、『Discard Changes and Exit』を選択して、BIOS SETUPを終了してください。 注)BIOS SETUPの使用方法の詳細は、メンテナンスガイドの『便利な機能』『システ ムBIOSの詳細』をご参照ください。 Windows(R) OSをお使いのお客様は、次の方法でBIOSバージョンを確認いただけます。 (1) キーを押しながらキーを押します。 (2) "ファイル名を指定して実行"のダイアログボックスで、"msinfo32"を入力して "OK"をクリックします。 (3) "システム情報"が起動した後、"システムの要約"を選択します。 (4) BIOSバージョン/日付 の項目でBIOSバージョンを確認します。 注)Windows Server(R) 2008 R2以前の場合、"システムの要約"は、"システムの概要" で表示されます。 Linux(R) OSをお使いのお客様は、dmidecodeコマンドがインストールされている場 合、次の方法でシステムBIOSバージョンをご確認いただけます。 (1) xtermなどのターミナル(端末)を起動します。 (2) 下記コマンドを実行します。 # /usr/sbin/dmidecode | less 注)#はプロンプトを示します。入力する必要はありません。 (3) BIOS Information->Version の項目でBIOSバージョンを確認します。 ================================================================================ BIOSアップデート手順 ================================================================================ ≪オフラインの場合≫ 【用意するもの】 (1) 書き込み可能な CD/DVD メディア 1枚 1.インストールメディアの作成 ダウンロードされたファイルは自己解凍形式になっています。 解凍して展開された全てのファイルをCD/DVD書き込み可能な装置にコピーし、 書き込みソフトウェアを使用してファイルとして書き込みを行ってください。 その際、ファイルシステムはISO9660を選択してください。 作成したメディアが「BIOS updateデータ」メディアとなります。 書き込み手順の詳細はご使用になる書き込みソフトウェアのマニュアルをご参 照ください。 なお、作成したメディアには MAGNIA XXXXXX (TN8YYY-YYYT) BIOSVERSION Z.Z.ZZZZ システムBIOS updateデータ と記載して保管してください。 注)XXX、YYY には、お客様がお使いのモデル名、製品形番を記載してください。 Z.Z.ZZZZには、装置のBIOSバージョンを記載してください。 2.BIOSのアップデート手順 上記で作成した「BIOS updateデータ」メディアを使用し、以下の手順に 従ってシステムBIOSのアップデートを行ってください。 (1) 「BIOS updateデータ」メディアを基本処理装置のCD/DVDドライブに挿入 し、基本処理装置を起動させます。 (2) POST実行中に以下のメッセージとプログレスバーが表示されます。 本作業には数分かかります。アップデート作業中は絶対に本体の電源を切断 しないでください。 ******** Execute BIOS Update ******** Now BIOS update is executing from update media .. Update image is successfully loaded! Now updating ........ (3) 更新作業を終了すると、以下のメッセージが表示されます。 Update from update media is completed! BIOS is updated to revision : Z.Z.ZZZZ Please eject update media. Press any key to reboot. (4) CD/DVDメディアをCD/DVDドライブから取り出し、キー入力をすることで リブートを実行します。 以上でシステムBIOSのアップデートは完了です。 ================================================================================ 注意事項 ================================================================================ 1.POST中のBIOS Update実行時、下記の内容のメッセージが表示される場合があります。 (a) BIOS Update has already done. Flash update error. Exit update process. 同じバージョンのBIOSのため、新たに更新する必要はありません。 (b) This BIOS is NEW. Don't need BIOS update. Flash update error. Exit update process. 既に新しいバージョンのBIOSのため、新たに更新する必要はありません。 (c) System type unmatched!! Flash update error. Exit update process. 対象となる機種以外に適用しようとした場合に、表示されます。 "対象となる機種"、及び、それに対応した"対象となるBIOSバージョン"を確認し てください。 (d) Invalid BIOS data あるいは BIOS data unmatched!! Flash update error. Exit update process. 「BIOS updateデータ」のデータが不良の場合に表示されます。 媒体、あるいはダウンロードデータをご確認ください。 -------------------------------------------------------------------------------- 【改版履歴】 5.0.5016 ・Windows Server(R) 2016をサポートしました。 ・ハードウェアの初期化コードを更新しました。 ・インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E5-2600v4製品ファミリーのマイクロコードを 更新しました。VMware(R) Knowledge Base (2146388)の要求事項を満たしています。 ・オフラインツールのServer Configuration UtilityをVer.2.002.001に更新しま した。 ・オフラインツールのOff-line Maintenance UtilityをVer.1.108.007に更新しま した。 -------------------------------------------------------------------------------- 【商標および著作権】 本ソフトウェアの著作権は株式会社東芝、又は開発元である第三者に帰属します。 Microsoft、Windows、Windows Server、Windows Vista、BitLockerは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。 Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における商標または登録商標です。 その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 -------------------------------------------------------------------------------- Web-0895-00