================================================================================ MAGNIA EXPRESSBUILDER Version E8.11-006.01 ================================================================================ 【名称】 EXPRESSBUILDER Version E8.11-006.01 【対象モデル】 MAGNIA R3510e, R3520e, R3310f, R3320f, T3350f 【種別】 EXPRESSBUILDER ================================================================================ 【ソフトウェアの紹介】 EXPRESSBUILDERは、MAGNIAシリーズに内蔵され、OSインストールなどを実施する ソフトウェアです。 Version E8.11-006.01 : ファームウェア3.30.213へアップデート ダウンロードの前に、以下の【ソフトウェアのご使用条件】をお読みください。 本使用条件に同意しないときは、本ソフトウェアをダウンロードしないでください。 本ソフトウェアをダウンロードした場合、本使用条件に同意したものとみなします。 【ソフトウェアのご使用条件】 東芝デジタルソリューションズ株式会社(以下「弊社」といいます)は、本使用条件と ともに提供するソフトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます)を日本 国内で使用する権利を下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意い ただくものとします。お客様が期待する効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾 プログラムの導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただ きます。 1.期間 (1)本使用条件は、お客様が許諾プログラムをお受け取りになった日に発効します。 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつでも本 使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反したときは、いつでも許諾プ ログラムの使用権を終了させることができるものとします。 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し ます。 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合は、本使用条件に基づくお客様のその他の 権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後 直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物を破棄するものとします。 2.使用権 (1)お客様は、お客様がお持ちの製品のうち、弊社が別途指定する「対象機種」におい てのみ許諾プログラムを使用できます。 (2)許諾プログラムは、コンピューターの一時メモリ(例えば、RAM)にロードされ、また は固定メモリ(例えばハードディスク、その他の記憶装置)にインストールされたと きに、当該コンピューターにおいて使用されたものとします。 (3)お客様は、前項に定める条件に従い、日本国内においてのみ許諾プログラムを使用 できます。 3.著作権その他の知的財産権 許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著 作権その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、ア メリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。 4.許諾プログラムの複製、改変および結合 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製できます。 ただし、許諾プログラムを固定メモリ(例えばハードディスク)にインストールした 場合、お客様は許諾プログラムを複製できません。この場合、お客様は、許諾プロ グラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管できます。 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著 作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、 改変、結合、書籍雑誌への転載、ネットワークへの公開、およびその他の処分をす ることはできません。 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル 等の関連資料を複製、書籍雑誌への転載、およびネットワークへの公開はできませ ん。 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ りません。 5.許諾プログラムの移転等 お客様は、許諾プログラムまたはその使用権を第三者に対して再使用許諾、譲渡、移 転その他の処分をすることはできません。 6.逆コンパイル等 お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは逆ア センブルすることはできません。 7.保証の期限 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関 し発生する問題は、お客様の責任および費用負担をもって処理するものとします。 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤りを修正したときは、弊社は、 自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムまたは修正のためのプログラ ム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます)、または、かかる 修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。お客様に提 供した修正プログラムは許諾プログラムとみなします。 8.責任の制限 弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます)、および第三者からお客様に対 してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。 9.その他 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物を日本国から 輸出してはなりません。 (2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾 プログラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。 (3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約 の履行目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212 に従って、商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュ メント、および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものと します。 (4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決 するものとします。 (5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、ラ イセンスファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定され たファイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル内の 条項に従うものとします。 ================================================================================ アップデート手順 ================================================================================ 以下の手順に従い、EXPRESSBUILDERをアップデートしてください。 注意: 3.20.154以前のバージョンから、本バージョン(3.30.213)へ更新した場合、 3.30.213から3.20.154以前に戻すことはできません。 【バージョンチェック】 (1) 「iLO5 ユーザーズガイド」を参照し、iLO Webインターフェースを使用します。 (2) [Firmware & OS Software]-[Firmware] からEXPRESSBUILDERのFWバージョンを 確認します。 (3) バージョンが3.30.213であれば、本バージョンがインストール済みです。本手順 による更新は不要です。 バージョンが小さいときは、以降の手順に従ってEXPRESSBUILDERを更新してくだ さい。 【準備: アップデートDVDの作成】 (1) Windows環境において、本ソフトウェアを任意の場所にダウンロードします。 すべてのファイルを同一フォルダーに格納してください。 (2) E8.11-006.01.batを実行します。E8.11-006.01.isoが作成されます。 (3) アップデートDVDは次のいずれかのドライブで使います。 ・リモートコンソールの仮想ドライブ ・光ディスクドライブ リモートコンソールおよび仮想ドライブの詳細は「iLO5 ユーザーズガイド」を 参照してください。 光ディスクドライブを使う場合は、手順(2)で作成したファイルを ライティングソフトなどを使い、ISOイメージファイル形式でDVD-R等に コピーします。 【アップデート】 (1) 対象サーバーでセキュアブート設定が有効になっているときは、いったん無効にします。 システムユーティリティから、「System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > Server Security」の「Secure Boot Settings」で設定してください。 (2) 対象のサーバーに「準備」で作成したアップデートDVDをセットします。 リモートコンソールを使ってアップデートする場合は、アップデートDVDの ISOイメージファイルを仮想ドライブにマウントします。 (3) サーバーを起動し、POSTでF11キーを押して「One-Time Bootメニュー」を起動します。 (4) メニューから、(2)でセットしたドライブを指定します。 (5) サーバーを再起動し、DVDから起動させます。 (6) そのまま何もせず、アップデートが終了するまで待ちます(5〜20分)。 この間、電源断などの強制終了をさせないでください。 (7) 正常終了すると自動的にリブートします。 (OSがインストール済みのときはOSが起動します) (8) サーバーの電源をオフにし、ACもオフにします。 (9) 1分ほど待った後、再び電源をオンにし、POSTでF10キーを押してEXPRESSBUILDER を起動します。 (10) 「メンテナンスの実行」から「システムの消去およびリセット」をクリックします。 (11) 「EXPRESSBUILDER環境設定」をチェックし、「送信」をクリックします。 (12) 「すぐに起動」をクリックします。 (13) 消去が完了したら、「再起動」をクリックします。 (14) POSTでF10キーを押して、再びEXPRESSBUILDERを起動します。 (15) 初期設定ウィザード(「FIRST TIME SET UP WIZARD」)ボタンが表示されますので、 ボタンをクリックして初期設定を完了させます。詳細は以下の補足を参照して ください。 メンテナンスガイド補足 (16) EXPRESSBUILDER更新後は、以下Webサイト掲載のStarter Packを適用してください。 本ファームウェアに対応したStarter PackはS8.11-006.01以降です。 http://magnia.toshiba-sol.co.jp/ (17) 手順(1)でセキュアブート設定を無効にした場合、同様の手順で有効へ戻します。 【補足】 ・光ディスクドライブからアップデートできない場合は、リモートコンソールの 仮想ドライブを使ってアップデートしてください。 ・EXPRESSBUILDER を使って Windows Server 2012 R2 をインストールすると、 回復パーティションの属性に Windows OS デフォルト以外の値が設定される場合が あります。 次の (1) 〜 (7) の手順にて、回復パーティションの属性を確認してください。 Windows OS デフォルト以外の値が設定されている場合は、引き続き、(8)以降の 手順を実施してください。 =============================================== 回復パーティションの属性の変更手順 =============================================== (1) 管理者としてコマンドプロンプトを起動します。 (2)「diskpart」を実行し、Diskpartコマンドを起動します。 (3)「list disk」を実行し、ディスク番号を確認します。 (4)「select disk n」(※)を実行し、回復パーティションがあるディスクを選択します。 ※ n : 手順(3)で確認したディスク番号 例) select disk 0 (5)「list partition」を実行し、回復パーティションのパーティション番号を確認 します。 (6)「select partition n」(※)を実行し、回復パーティションのパーティションを 選択します。 ※ n : 手順(5)で確認したパーティション番号 例) select partition 1 (7)「detail partition」を実行し、パーティションの属性の値を確認します。 ■「0X8000000000000001」の場合 : → Windows OS デフォルトの値が設定されています。 以降の手順は不要です。 「exit」を実行し、Diskpartコマンドを終了してください。 ■「0X8000000000000001」以外の場合 : → Windows OS デフォルト以外の値が設定されています。 手順(8)に進んでください。 (8)「gpt attributes=0X8000000000000001」を実行し、パーティションの属性を変更 します。 (9)「detail partition」を実行し、パーティションの属性が変更されていることを 確認します。 (10)「exit」を実行し、Diskpartコマンドを終了します。 以上で完了です。 ================================================================================ 改版履歴 ================================================================================ 初版 -------------------------------------------------------------------------------- 【商標および著作権】 本ソフトウェアの著作権は東芝デジタルソリューションズ株式会社、または開発元である 第三者に帰属します。 *Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国 およびその他の国における登録商標です。 *その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 -------------------------------------------------------------------------------- Copyright TOSHIBA DIGITAL SOLUTIONS Corporation 2019 Web-1202-00