================================================================================ iLO5 ファームウェア 2.18/iLO5 日本語言語パック2.10 リリースノート (Linuxオンライン版/Windowsオンライン版/iLO Webインターフェース インストール版) ================================================================================ 東芝デジタルソリューションズ株式会社 2020年 8月 【目次】 1.ファイルの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.改版履歴 5.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ファイルの紹介 本アップデートは、本体装置OSにVMware ESXi、Windows またはRed Hat Enterprise Linuxをご使用されているお客様が対象となります。 iLOファームウェアをアップデートした際には、インストール済みの日本語言語パックの バージョンによってはiLO5日本語言語パックのアップデートも必要になります。詳しくは、 下記の「3.インストール方法」を参照してください。 iLOファームウェアは、装置上でオンラインアップデートツールを実行してiLOへ インストールすることができるほか、iLOのWebインタフェースからiLO Web インターフェースアップデート用モジュールをアップロードしてインストール することもできます。 ≪本ソフトウェアに含まれるプログラムとデータ≫ 本ソフトウェアには、以下のプログラムとデータが含まれています。 本ソフトウェアを実行する環境に合わせて、お使いください。 (1)iLO5 ファームウェア - iLO5 ファームウェア 1.47 - Linux(R)用オンラインアップデートツール: firmware-ilo5-1.47-1.1.x86_64.rpm - Windows(R)用オンラインアップデートツール: cp041665.exe - iLO Webインターフェースアップデート用: ilo5_147.bin - iLO5 ファームウェア 2.18 - Linux(R)用オンラインアップデートツール: firmware-ilo5-2.18-1.1.x86_64.rpm - Windows(R)用オンラインアップデートツール: cp044855.exe - iLO Webインターフェースアップデート用: ilo5_218.bin (2)iLO5 日本語言語パック - Linux(R)用オンラインアップデートツール: firmware-ilo5-lpk-ja-ri11-2.10-1.1.x86_64.rpm - Windows(R)用オンラインアップデートツール: cp042242.exe - iLO Webインターフェースアップデート用: lang_ja_210.lpk < 注意 > * アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することが あります。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行って ください。 また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)に よりシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器 が損傷し正常動作しなくなります。 このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意 ください。 * 仮想化された環境(ハイパーバイザーあるいはゲストOSなど)においては、 Windows(R)用オンラインアップデートツール、およびLinux(R)用オンライン アップデートツールはご使用になれません。 iLO Webインターフェースにログインし、iLO Webインターフェースアップデート用 iLO5 ファームウェア、iLO5 日本語言語パックを使用してアップデートを行って ください。 ≪ Windows(R) OS における注意事項 ≫ * 本ソフトウェアをご使用になるためには、iLO 5(ベースボードマネージメント コントローラ)へのアクセスを行うため、Starter PackのStandard Program Package がインストールされている必要があります。 ≪ Linux(R) OS における注意事項 ≫ * 本ソフトウェアをご使用になるためには、iLO 5(ベースボードマネージメント コントローラ)へのアクセスを行う ため、"iLO 5 Channel Interface Driver(CHIF)" がインストール、起動されている 必要があります。 以下のいずれかの方法で、iLO_CHIF_Driver(hpilo) がインストールされていること を確認してください。 # lsmod | grep hpilo # modinfo hpilo 2.対象機種 下記機種で、対象となるファームウェアバージョンをお使いのお客様。 ・対象となる機種 1. MAGNIA/R3510e 2. MAGNIA/R3520e 3. MAGNIA/R3310f 4. MAGNIA/R3320f 5. MAGNIA/T3350f ・対象となるバージョン 下記バージョンをお使いのお客様は本アップデートモジュールの適用が必要です。 iLO5 ファームウェア 1.15 Aug 17 2017 iLO5 ファームウェア 1.20 Feb 02 2018 iLO5 ファームウェア 1.30 May 31 2018 iLO5 ファームウェア 1.35 Aug 14 2018 iLO5 ファームウェア 1.38 Sep 11 2018 iLO5 ファームウェア 1.40 Feb 05 2019 iLO5 ファームウェア 1.47 Oct 14 2019 iLO5 ファームウェア 2.14 Feb 11 2020 --- バージョン確認方法 --- 以下のいずれかの方法で、iLOファームウェアのバージョンを確認してください。 * アップデート対象本体装置にて確認する場合 * < [Server Health Summary]での確認方法 > (1) [Server Health Summary]画面を表示するため、サーバー前面のUIDボタンを 押し、UIDをオンにします。 注意:5秒以上押し続けるとiLOの再起動が開始されるため、長押し操作は行わ ないようにください。 (2) サーバーが接続されたモニター上に[Server Health Summary]画面が表示され ます。 画面上に表示される『iLO Firmware』の項から、iLOファームウェアの バージョンを確認してください。 (3) [Server Health Summary]画面を閉じるため、サーバー前面のUIDボタンを押し、 UIDをオフにします。 注意:5秒以上押し続けるとiLOの再起動が開始されるため、長押し操作は行わ ないようにください。 * リモート環境から確認する場合 * < iLO WEB インターフェースからの確認方法 > (1) リモート環境において、iLO WEB インターフェースにログインします。 (2) 左メニューの『ファームウェア & OSソフトウェア』を選択し、 『ファームウェア』を選択します。 (3) 画面に各ファームウェアのバージョンが表示されますので、『iLO5』項から、 バージョンを確認してください。 【ソフトウェアのご使用条件】 東芝デジタルソリューションズ株式会社(以下「弊社」といいます)は、本使用条件と ともに提供するソフトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます)を 日本国内で使用する権利を下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項に ご同意いただくものとします。お客様が期待する効果を得るための許諾プログラムの 選択、許諾プログラムの導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任と させていただきます。 1.期間 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効 します。 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても 本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることが できます。 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても 許諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続 します。 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他 の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了 後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。 2.使用権 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバにおいてのみ、使用する ことができます。 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用 することができます。 3.著作権その他の知的財産権 許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの 著作権その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、 アメリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。 4.許諾プログラムの複製、改変および結合 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限り ではありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に 備える目的でのみ保管することができます。 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている 著作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、 複製、改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行う ことはできません。 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル 等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものでは ありません。 5.許諾プログラムの移転等 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の 権利を譲渡することができます。 (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾 プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切 保持しないこと。 (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその 使用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることは できません。 6.逆コンパイル等 お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは 逆アセンブルすることはできません。 7.保証の期限 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに 関し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものと します。 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、 弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。) または、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあり ます。お客様に提供した修正プログラムは許諾プログラムとみなします。 8.責任の制限 弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に 対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。 9.その他 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに 許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出して はなりません。 (2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾 プログラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。 (3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約 の履行目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212 に従って、商用コンピューターソフトウェア、コンピュータソフトウェア ドキュメント、および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾される ものとします。 (4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決 するものとします。 (5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、 ライセンスファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定 されたファイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル 内の条項に従うものとします。 3.インストール方法 詳細については、iLO5ファームウェア_iLO5日本語言語パックアップデート手順書.pdf、 及びiLOファームウェア_2.18のアップデートの事前確認.pdfを参照してください。 ------------------------------------------------------------------------------- 【改版履歴】 2020/6/22 iLO5 ファームウェアバージョン: 2.18 ・Ripple20の複数の脆弱性に対応。この脆弱性は、コードの実行、サービス拒否の 原因、機密情報の漏えいのためにリモートから悪用される可能性があります。 - CVE-2020-11896 - CVE-2020-11898 - CVE-2020-11900 - CVE-2020-11906 - CVE-2020-11907 - CVE-2020-11911 - CVE-2020-11912 - CVE-2020-11914 2020/2/11 iLO5 ファームウェアバージョン: 2.14 ・フレキシブルスロットパワーサプライが、本体装置に構成されている場合に、誤って PMBusパワーサプライとして検出してされてしまう場合がある件を改善。 ・以下のアクセラレーターを新規サポート。 ・Xilinx Alveo U250 ・Xilinx Alveo U50 ・ユーザーは、インレット周囲センサーの事前予防しきい値アラート値を定義できる ように改善。 ・RESTful API経由でInlet Ambient センサーのユーザー定義可能な事前警告注意閾値 を参照・/設定できる機能をサポート。 2019/10/30 iLO5 ファームウェアバージョン: 2.10/ 2019/11/12 iLO5 ファームウェアバージョン: 2.11 ・iLOファームウェアによってログされるセキュリティイベントの[情報]- [セキュリティログ]への追加。 ・[管理]-[ファームウェア検証]にファームウェアの検証機能を追加。 ・POST 実行中のファームウェア改ざん検知/リカバリを行うセキュアスタート検証に System Programing Logic Device(CPLD)の検証を行うように機能拡張。 ・Intelligent System Tuningメニュー名とパフォーマンス管理機能名を変更。 ・リカバリイベントのアラートを追加。 ・iLOのセキュリティ設定において、セキュリティ状態にCNSAモードをサポート。 ・iLOのセキュリティ設定において、高度なセキュリティ/FIPS/CNSAが設定された サーバーでのSmart Update Manager(SUM)/Smart Update Tools(SUT)をサポート。 ・UEFIシステムユーティリティを使用してダイレクトアタッチストレージ(DAS)を更新 するためのファームウェアのステージングをサポート。 ・ドライブベイのマッピング情報のインポートおよびエクスポート機能を改善。 ・執拗なフラッシ攻撃からiLOファームウェア、システムROM、CPLDを保護するために 日毎のアップデート可能な回数制限を追加。 ・Active Health System(AHS)ログにパフォーマンスデータのログを追加するように 改善。 ・SSLサーバー証明書のサイズ制限を4096から8096バイトへ拡張するように改善。 ・仮想NICの工場出荷時のデフォルト設定を有効に変更。 ・下記のシステム診断機能をサポート。 ・セーフモードで起動 - 安全な最小構成でサーバーを起動できます。 ・インテリジェント診断モードで起動 - システムはPOST中に起動エラーを自動的に 診断できます。 ・工場デフォルト設定を復元 - すべてのBIOS構成設定を工場デフォルト値にリセット します。これにより、ブート構成、セキュアブートのセキュリティキー(セキュア ブートが有効な場合)、構成された日付時刻の設定など、すべてのUEFI不揮発性変数 が削除されます。 ・システムデフォルト設定の復元 - すべてのBIOS構成設定をデフォルト値にリセット してサーバーを再起動します。このオプションは一部のUEFI設定を保持します。 ・LOのタイムゾーンの選択肢がシステムROMのタイムゾーンの選択肢と同じになるよう に改善。下位バージョン互換のためRESTful APIで旧タイムゾーン選択肢または 新しい選択肢のどちらも使用することができます。 ・システムGPUのGPUバージョン情報が表示されない場合がある件を改善。 ・誤った消費電力情報がAHSログ内に保存されてしまうことがある件を改善。 ・Domain Name System(DNS)が利用できない場合に、サーバーが起動中に最大3分間 無応答になることがある件を改善。 2019/10/14 iLO5 ファームウェアバージョン:1.47 ・最後にシステム起動してから約50日以上連続稼働している状態でiLOリセット (ファームウェアアップデート含む)が行われると、iLOの時刻が過去に遡ってしまう 可能性がある件を改善。 ・iLOファームウェア1.43においてiLOへのRESTful APIアクセスが高頻度に行われる と、WebインタフェースへのHTTP/HTTPS接続が不可となることがある件を改善。 2019/05/23 iLO5 ファームウェアバージョン: 1.43 ・iLO専用ネットワークポート、またはiLO共有ネットワークポートとスイッチングハブ の両方の通信速度が100BASE-T フルデュプレックスに設定し接続 されている場合、 稀に通信ができなくなることがある件を改善。 ・RESTfulインタフェースツール(ilorest)のserverlogsコマンドにオプション以外の 文字列が含まれている場合においてもコマンドが成功するよう改善。 例:ilorest -d serverlogs --selectlog=IML --clearlog rc 255 ※下線部分:オプション以外の文字列 ・iLO Webインターフェースの電力メータ表示において、ピーク電力(最大電力)の 測定値が電源容量を超える場合がある件を改善。本件に伴い例えば以下のようなIML エントリが記録されてしまう件を改善。 例:Server power: %1W exceeded the redundant power capacity threshold: %2W ※%1: 平均電力読み取り値、%2:電力閾値(電源容量) ・iLO専用ネットワークポート、またはiLO共有ネットワークポートのタイムゾーン 設定における選択肢の "Asia/Taipei"を"Beijing, Chongqing, Hong Kong, Urumqi, Taipei, Perth"へ 変更。 ・iLO専用ネットワークポートにVLAN機能をサポート。 ・iLOリセット後に自動生成するSNMPv3エンジンIDが稀に変更されてしまう件を改善。 ・iLO負荷軽減のためRESTful APIの処理を改善。 ・BIOS/プラットフォーム構成(RBSU)の”Set Admin Password”にパスワードが設定 されている状態で、ローカルからのRESTful APIアクセス時に認証なしでログイン できるよう改善。 ・Red Hat Enterprise Linux 7およびVMware ESXi 6.x環境におけるiLOとiLOドライバ 間のメモリ管理機能を強化。 2019/02/05 iLO5 ファームウェアバージョン: 1.40 ・電源装置のステータス変化(ACロスト、ケーブル抜け、エラー等)が遅延する場合が ある問題を改善。 ・本装置未サポートのPCIカードがインストールされた状態で、Internet Explorer 11 でiLO Webインターフェースを使用している場合、デバイスインベントリでパース エラーが表示される場合がある問題を改善。 ・UID操作の連続実行で、ごく稀にサーバーの電源がオフになる問題を改善。 ・MAGNIA R3520eにTN8104-179Tネットワークカードを搭載した構成で、下記の 設定項目において[Always Power On]が設定されている場合、シャットダウン後に 直ぐにサーバーを起動してしまう問題を改善。 -RBSU:[System Options]-[Server Availability]-[Automatic Power-On] -iLO Webインターフェース:[Power & Thermal]-[Server Power]- [System Power Restore Settings]-[Auto Power-On] ・インストールされているすべてのモニターのビデオを表示するように "VGAポート検出オーバーライド"機能を改善。 ・断続的なファイルのアップロードエラー問題を改善。 ・FIPSモードにおける仮想メディアの問題、仮想DVDとフロッピーの同時使用の問題を 改善。 ・VMWare ESXi 7インストールドライバーと共に使用する場合のUSBフロッピー問題を 改善。 ・ディスクドライブの過熱イベントの誤検出問題を改善。 ・本体装置に複数のNICカードが取り付けられている構成の場合、サーバー起動時に RESTful APIエラーが発生する問題を改善。 ・匿名データのXML応答にNIC情報が含まれない問題を改善。 ・以下のような、IPMIでNICのリンクロストの誤検出問題を改善。 VMware ESXi 6.0/6.5/6.7を使用している場合、OS起動時にvSphere Web Clientの [監視]-[センサー]-[ハードウェアステータス]においてNICポートセンサの健全状態 に警告が表示される。 ・POST中にエラーコード(270/329/338)が表示される問題を改善。 ・本体装置のリセット後に、[システム情報]-[デバイスインベントリ]においてRAID カード等のPCIeカードのステータスが”Unknown”と表示される場合がある問題、 [ストレージ]においてストレージ情報が表示されない場合がある問題を改善。 ・[ファームウェア & OSソフトウェア]-[メンテナンスウィンドウ]にメンテナンス ウィンドウの編集機能を追加。 ・[セキュリティ]-[アクセス設定]-[アカウントサービス]に[パスワードの複雑さ]設定 を追加。 ・[セキュリティ]-[アクセス設定]-[iLO]に[外部モニターにサーバーヘルスを表示] 設定を追加。 ・[セキュリティ]-[アクセス設定]-[アップデートサービス]に [ダウングレードポリシー]設定を追加。 ・[セキュリティ]-[アクセス設定]-[iLO]に[仮想NIC]設定を追加。 ・RESTful APIとEXPRESSBUILDERにワンタッチセキュアイレース機能をサポート。 ・RESTful APIでのLDAP/ディレクトリ設定をサポート。 ・セキュリティダッシュボートをサポート。セキュリティダッシュボートは、重要な セキュリティ項目の状態や潜在リスクのため設定を評価します。 ・[システム情報]-[ストレージ]において、SSDドライブ情報(電源オン時間、見積もり 余寿命、及び余寿命)の表示をサポート。 ・RESTful API経由で不揮発メモリにiLO構成設定のコピーをバックアップ、不揮発 メモリからリストアする機能を追加。 ・Intelligent System Tuningに以下の新機能を追加。 ・パフォーマンス監視 - Innovation Engineによりサーバーから収集した パフォーマンスデータを参照することができます。 ・ワークロードパフォーマンスアドバイザー - サーバーのパフォーマンスを向上 させるためのサーバーのチューニングの推奨事項を提供します。 ・マザーボード搭載不揮発性メモリ領域(NAND)の管理機能を強化。 ・以下の脆弱性に対応。 ・リモートクロスサイトスクリプティング(XSS)(CVE-2018-7117)の脆弱性問題を改善。 ・ローカルセキュリティ制限回避(CVE-2018-7113)の脆弱性問題を改善。 ・リモートクロスサイトスクリプティング(XSS)(CVE-2019-11982)の脆弱性問題を 改善。 ・SMASH-CLPにおけるバッファオーバーフロー(CVE-2019-11983)の脆弱性問題を改善。 2018/10/09 iLO5 ファームウェアバージョン: 1.38 ・LinuxまたはVMware環境において、システム運用中にOSパニックまたはストールを 発生させる可能性がある問題を修正。本問題は、Windows OSでは発生いたしません。 2018/08/14 iLO5 ファームウェアバージョン: 1.35 ・誤ったスマートアレイの異常報告(キャッシュモジュールボードのバックアップ パワー異常)をする問題を修正。 ・バーチャルメディアがイジェクトされた後にiLOが無応答になる問題を修正。 ・VGAポートのオーバライド機能をサポート(検出されたビデオポートに接続される デバイスを制御)。自動検出機能に より異常なポート電圧からシステムを保護します。 ・iLO RESTful API 経由でのDHCPクライアントIDのオーバライド機能をサポート。 ・iLO Webインターフェースにおいて、ユーザー、グループ、セッション情報において 表示対象ユーザーまたはグループでサポートされている権限レベルを示すアイコンを 変更。 ・以下の脆弱性に対応。 ・リモートから任意のコードを実行される脆弱性(CVE-2018-7105)。 2018/08/14 iLO5 ファームウェアバージョン: 1.30 ・バーチャルメディアでOSのインストールを行う際に、iLO共有ネットワークポートが 構成されている場合にインストールが失敗する問題を改善。 ・有効なSSHセッションを使い切ってしまう問題を改善。 ・iLO5の設定が工場出荷状態に戻ってしまう問題を改善。 ・iLO Webインターフェースの"電力 & 温度" ? "サーバー電源"ページの"システム電源 リストア設定" - "サーバーの自動電源オン" 設定で、"常に電源オン"、"最新の電源 状態をリストア" が設定されている場合、サーバーのリセット後に電源オンしない 問題を改善。 ・iLO Webインターフェースの"システム情報" - "ストレージ"ページで表示されるNVMe ドライブモデル番号が正しくない/矛盾している問題を改善。 ・iLO Webインターフェースの"セキュリティ" - "アクセス設定"ページの"Webサーバー 非SSLポート"にデフォルト以外のポート番号が設定された場合にEXPRESSBUILDERが、 "WebサーバーSSLポート"にデフォルト以外のポート番号が設定された場合には JAVA IRCが、それぞれ起動されない問題を改善。 ?iLO Webインターフェースの"システム情報" - "ネットワーク"ページにおいて、 MAGNIA R3510e/R3520e標準ネットワークコントローラのMACアドレスが表示されない 問題を改善。 ・iLO Webインターフェースでタイムゾーンの設定がされた場合、iLOイベントログ またはインテグレーテッドマネジメントログの最終更新時刻がUTC時間となるように 対応。 ・NAND寿命延長のため4 GB埋め込み不揮発性メモリ(NAND)への書き込みアルゴリズムを 改善。 ・HTML5統合リモートコンソール(IRC)のパフォーマンス向上と以下の機能を追加。 - 統合リモートコンソール(IRC)の設定に日本語/英語キーボード選択、仮想キーを 追加。 - バーチャルメディアでローカルISO、IMGファイルのリダイレクションをサポート。 ・以下のファームウェア、ソフトウェアアップデート機能を改善。 - メンテナンスウィンドウの参照、作成、削除を追加。 - インストールセットがインストールキューに追加されている際に インストレーションキューをクリアするためのチェックボックスを新規追加。 - インストレーションタスク完了時にリブートが必要な通知をRESTful APIとWeb インターフェースに追加。 - iLO開始時にiLO設定情報をNAND領域にバックアップするよう改善。 ・アラートメールでセキュアメールのためSSL/TLSをサポート。 ・アラートメールで外部SMTPサーバーをサポート。 ・ホストの全NICダウンのSNMPトラップを追加。 ・OpenSSL 1.0.2uをサポート。 ・iLO Webインターフェースの"ファームウェア & OSソフトウェア" - "ファームウェア"ページにオープンソースリストの表示機能を追加。 ・iLO WebインターフェースにIntelligent System Tuningを新規サポート。 iLO Webインターフェースに Jitter Smoothing 設定・参照機能を追加。 Workload Matching、Core Boostingを設定するためのEXPRESSBUILDER起動を追加。 ・iLO Webインターフェースの”情報”-”概要”ページにiLOヘルスステータスを 追加。 ・Java IRC、.NET IRCの証明書期限の延長。 ・SSL証明書の削除機能及びiLO自己証明書の再発行機能を追加。 ・RSA-PSS署名のサポートを追加。 ・NAND寿命延長のためActive Health Systemログを改善。 ・iLO Webインターフェースの”セキュリティ" - "アクセス設定"ページの"アクセス オプション" の "XML Reply"を"Anonymous Data/匿名データ"に変更。 ・iLO Webインターフェースの"セキュリティ" - "暗号化"ページの"セキュリティ 設定" の "製品" を "本番環境" に変更。 ・iLO Webインターフェースの"電力&温度" - "電力”ページの"電力しきい値超過に よるSNMPアラート" の "Warning Threshold”を”警告しきい値”に変更。 ・以下の脆弱性に対応。 -Drupalの脆弱性(CVE-2018-7600)。 -許可されていない操作を行われる問題(CVE-2018-7078)。 -リモートのコード実行および Denial of Service(DoS)の脆弱性 (CVE-2018-0101)。 2018/02/02 iLO5 ファームウェアバージョン: 1.20 ・英語キーボード環境でのHTML5統合リモートコンソール(IRC)をサポート。 ・統合リモートコンソール(IRC)でのマウスホイールをサポート。 ・iLO共用ネットワークポート経由でのIPv6通信をサポート。 ・iLO共用ネットワークポート経由でのiLO連携機能をサポート。 ・RSA-PSSアルゴリズムのSSL証明書のインポートをサポート。 ・SNMPv3 Informアラートをサポート。 ・送信先ごとにSNMPv1 Trap・SNMPv3 Trap・SNMPv3 Informを選択できるようSNMP アラート機能を強化。 ・SNMPv3ユーザーごとにエンジンIDを設定できるようSNMPアラート機能を強化。 ・登録可能なSNMPアラート送信先を最大8カ所に拡張。 ・登録可能なSNMPv3ユーザーを最大8ユーザーに拡張。 ・定期的なHSA Trap機能をサポート。 ・iLO Webインターフェースの"ファームウェア & OSソフトウェア"ページに、 "キューに追加"ボタンを追加。 ・iLO Webインターフェースの"ファームウェア & OSソフトウェア"ページに、 "すべて削除"ボタンを追加。 ・iLO Webインターフェースの"ファームウェア & OSソフトウェア"ページに、 "リカバリセットをアップデート"オプションを追加。 ・iLO Webインターフェースに表示される、OSにインストール済み・動作中 ソフトウェア名の日本語表示をサポート(Agentless Management Serviceの アップデートが必要)。 ・RESTful APIでNVMeドライブのプロパティをサポート ・RESTful APIでデバイスインベントリをサポート。 ・管理用ソフトウェア等で使用するiLOユーザーアカウントを区別するため、 "サービスアカウント"オプションをサポート ・システムLANポートリンクアップ・リンクダウン時に記録されるIMLイベントを 変更。 ・アラートメール本文に正しい システムROM(BIOS)バージョンが記載されない問題 を改善。 ・同時に2つの仮想メディアをマウントすると、仮想メディアデバイスにアクセス できなくなることがある問題を改善。 ・スクリプト仮想メディアで接続したフロッピーイメージが常に読み込み専用として マウントされる問題を改善。 ・リモートSyslogサーバーのアドレスをFQDNで設定した場合に、アラートが送信され なくなることがある問題を改善。 ・SMTPサーバーをFQDNで設定し、名前解決時にIPv6アドレスが返される場合に、 アラートが送信されないことがある問題を改善。 2018/08/17 iLO5 ファームウェアバージョン: 1.15 ・初版。 ------------------------------------------------------------------------------- 【商標および著作権】 Microsoft、Windows、Windows Server、は、米国Microsoft Corporation の米国及び その他の国における登録商標または商標です。 Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における商標または登録商標です。 その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 本ソフトウェアの著作権は東芝デジタルソリューションズ株式会社、又は開発元である 第三者に帰属します。 その他、各製品は各社の著作物です。 ------------------------------------------------------------------------------- Copyright(c) TOSHIBA DIGITAL SOLUTIONS Corporation 2020 <<本内容は予告なく変更する場合があります>> Web-1243-00